近ごろ「断捨離」という言葉が当たり前に聞かれるようになっていますね。
ものをあまり持たないシンプルな暮らしにあこがれて、断捨離しようとしている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、断捨離について調べたことをお伝えしたいと思います。
更年期の断捨離って有効!
更年期になると、体調不良をはじめ、身の回りも慌ただしかったり、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていることも。
更年期は人生の転換期です。
一つずつ目に見えるかたちとなって、できた達成感を得ながら、ものとこころの整理整頓をするのはとても有効ですね。
断捨離って?
断捨離とは、『ものに執着せずに生きていこうとする考え方そのもの』です。
- 断:不要なものを断る。
- 捨:家にある不要な物を捨てる。
- 離:物への執着から離れる。
不要なものを「絶つ」、「捨てる」、ものへの執着から「離れる」こと
最近はミニマリスト・ミニマルライフなどの言葉も目に留まります。
ミニマリストは「自分が不要なものは持たない」価値観を基本に、シンプルに『持たない暮らし』をすることです。
断捨離も「必要なものだけを持って快適に暮らす」ために行うとよいですね。
断捨離の3つの効果
断捨離にはさまざまなメリットがあり、ネットや本などあちこちのメディアで紹介されています。
ここでは更年期に絡めて大きく3つご紹介します。
時間に余裕ができてストレスが減る
ものが少なくなれば、どこに何があるかを把握しやすくなり、探しものをする時間が軽減されます。
たとえば
- 毎日の服選びにかかる時間が少なくなる
- 「あれがない!」の慌てる時間が減る
- 掃除もスムーズに終わすことができる
などなど、片付いていることで無駄な時間が省け、常に心のどこかで「片付けなきゃ」と思ってしまっていたストレスも減り、快適な生活が送れるようになります。
節約になり、お金を貯めやすくなる
断捨離で片付いている家の中では、今どこに何があるのかを把握できるようになるため、無駄に重複した買い物をしてしまうこともなくなります。
そして、断捨離を意識した生活をしていると、新しく何かを購入するときに、「これが本当に必要なものか」を考えるようになり、自分にとって本当に必要なものを考えさせられます。
部屋も気持ちもスッキリする
ものがなくなって部屋がスッキリするのはもちろん。
それ以上に、少しずつでも片付いていく過程を経て、心も少しずつ整えられていきます。
断捨離で不要なものを判断しながら捨てることで、自分の価値観を見直すことにもつながります。
家も自分の心も整理整頓され、気持ちよく暮らせますね。
断捨離する時の3つのポイント
漠然と断捨離しようとして手をつけ始めたけれど、なんだか収集つかないことになってしまった…なんて経験はありませんか?
ここでは大きく3つのコツをお伝えします。
価値で決断するのではなく、心地よさなどの気持ちを重視する
あきらかに使わないものは迷うことなく捨てることができますが、「これは高かった」「ブランドだし」などの金額やブランド等の価値で判断するのではなく、これは「着心地がよい」「使いやすい」「気分がいい」など、今の自分の気持ちを重視して断捨離しましょう。
小さな場所からスタートする
最初から広い場所を断捨離しようとすると、途中で挫折しがちです。
まずは、ウォーミングアップで小さな場所の1つずつから断捨離していきましょう。
たとえば、
- クローゼットや寝室 → 引き出しの小物やコスメ・衣装ケースなど
- キッチン → 冷蔵庫の中・キッチンの引き出しや収納など
- リビング → 郵便物やいつも散らかしっぱなしのものなど
とりあえず、1か所の1部分から始めてみましょう。
迷ったら期限付きの保留箱へ
一度に断捨離しようとすると、挫折してしまうかもしれません。
迷うときは、ひとまず保留箱なるものを用意して処分の期限付きで入れておきましょう。
- 必要なもの
- いらないもの
- 今必要ではないが、捨てるのに迷うもの
捨てるのに迷うものは、一定期間の期限をつけて保留し、期間後使用しなかったら捨てるなど、ルールを決めておくとスムーズに対応できます。
おわりに
更年期症状がひとりひとり違うように、断捨離も、自分のこころとからだのバランスを整えながら、自分に合ったスピードとやり方で、楽しみながら進められたらいいですね。
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